愛知県名古屋市在住のインテリアデザイナー・鈴木結加里 独自の感性を活かしショールーム等の店舗デザインから住宅のインテリアデザイン、オリジナル家具等をデザインし空間をトータルにプロデュースする。

1972年10月21日呉服店の長女として生まれる。着物と茶道という日本文化の中に育つ。親密な心の交流があったノルウェイの素敵な女性が聞かせてくれた北欧のライフスタイルに惹かれ、自分の思いを伝える手段としての語学に興味を持ち、南山大学外国語学部英米学科に入学。

学生時代は語学(英語)をベースにしつつも、学校で学んだ Neuro Liguistic(脳言語学)がきっかけで、「自分はアートがやりたいんだ」!と気づき、学芸員の勉強と茶道・陶芸に興味が移る。

I was the first-born child of a Kimono shop owner, and grew up in the heart of Japanese culture surrounded by such things as Kimonos and the Tea ceremony. Through meeting a Norwegian woman and seeing her fulfilled lifestyle, the door to English communication was opened up to me. It led me to do an English language postgraduate course at Nanzan University in Japan. Neuro- liguistics, which I learned as a part of my major, showed me the direction in which my heart was calling. It was the Arts, specifically ceramics.

卒業後、美術館に就職し、日常の業務には充実感を感じながらも、葛藤があり退社。その後「今を生きている人の作品」を扱うモダンアートのギャラリーに勤務。そこで出会った海外の作家さん達との心のつながりに強く惹かれ、そのまま世界各国の作家さんを訪ね歩く旅に出る。

オーストラリア⇒マウイ⇒アジア各国⇒イタリア⇒ベルギー⇒オランダ⇒イギリス⇒トルコ⇒アイルランド⇒ノルウェイ⇒スウェーデン⇒フィンランド⇒スイス⇒バルト3国⇒ニューヨーク⇒メキシコ等・・・

After experiencing work as a curator, I got a job at a modern art gallery. I had some good soulful exchanges with foreign modern artists. That called my heart to be bohemian---to travel the world, to touch the artist's soul. I journeyed to Australia, Maui, Asian countries, Italy, Holland, Turkey, Ireland, Norway, Sweden, Finland, the USA(New York), Mexico and, of course, around Japan.

働きながら、学びながらの旅。この道中、その土地、土地で本当に多くの出会いに恵まれる。思い返すと、この旅の間、私は本当に多くの方から恩恵を受け続けた。

My time as world-wide wanderer was a time of working, learning and knocking on the door of warm hearts. The number of warm- hearted people with whom I could spend time is countless.

ウィンドウディスプレイデザインの会社、インテリアコーディネーター事務所の仕事の中で、「今までに無いものを発表する」「今まで規制があってできなかったことをアイデアでクリアーする」ことに、心から喜んでくれる人がいて、その笑顔を見ることに、最高の嬉しさを感じる。

Through working for a window- display company and then in an interior co-ordinator's office, I found great joy in my clients' faces, with their reborn spaces. During my time as a window-dresser and interior co-ordinator, my work, with my policy of "fresh ideas of expression ", "achieved ideas which hadn't been done before within regulations" and made my clients very pleased. That is equal to my pleasure and the meaning of my work.

その後、スタジオ・ワークに属し、インテリアデザイナーとして活動を開始。お客様との出会いに恵まれ、インテリアとアートを!アートをインテリアに!と毎日を過ごす。

After taking time off while my child was an infant, I started to make myself useful as an interior designer for Studio Work. With good clients who like art in their life, I let interiors be an art form and put art in my work.

そして今、旅の間、恩恵を受ける一方で、いつも「お客様」だった海外の国々で、自分が日本人として出来ることがあるのではないか?との思いが大きくなりつつある。

I learned many things during my worldwide bohemiam period. I reappraised my own culture, and was received warm-heartedly everywhere. I have been thinking how I can repay the treatment I received. I desire to do it one day, and I don't have any better way to do it apart from through my work which is based on Japanese culture. This desire and clients' satisfied faces are always the keys to my work. Let Japanese art fly to the world through me.


インテリアデザイナーとして

毎日の生活の中で、何を見て、どう感じ、何を考えるか・・・
生きてきた中で、誰と出会い、何を感じ、どう考え、誰を想うか・・・

人間は、人や美しいものとの出会いを通じて、いろいろな感覚・感情・感動を味わう
それらが多い人ほど、人間としても、物を創り出す者としても、感覚は研ぎ澄まされ、発想は柔らかくなるのではないだろうか?

インテリアの仕事を通して、一人ひとりのお客様、一つ一つの物件との出会いがある。

その中で、私が大切にしているもの、それは、
「お客様と出会いお話をお聞きした瞬間に閃くインスピレーション」と、
「空間にお邪魔したり、お会いする回数が増し、お客様とのコラボレーションが始まってから湧き出てくるインスピレーション」です。

それは、インテリアは人が一生付き合っていくものであり、その人の人生観が写し出されるべきものであり、
それをお手伝いするインテリアデザイナーの感性や人生観の違いがそのインテリアの完成度を左右すると考えるからです。

その中で私に出来ることは?と考えると、日本人であるやわらかな自分を大切に持ち続け、感性を磨き続けることだと感じています。

また、インテリアを紙の上でただデザインするだけでなく、現場に出て、実際の空間を感じ、変わっていく空間を見て、
造り手ともコラボレーションし、時には一緒になって作業し、最後まで創り上げる。
それが私の仕事、インテリアデザイナーだと・・・

そうして、一度ご縁があったお客様とは、一生お付き合いさせていただきたいという想いがあります。
お客様と共に、いい時間と空間を、そうして、いい人生を一緒に創り出していきたい。それが私の今の想いです。


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鈴木結加里ポートフォリオサイト≫
【三重県という地に惹かれたインテリアデザイナーのよるリノベーション】WEBサイト≫


企画・空間プロデュース
展示空間構成

 NAGOYA DESIGN WEEK 2009 「FINE TUNING」インスタレーション
 (2009.10 CREATION ZAG)
「〜呼吸する、かたち〜 木工 土屋保徳展」(2001.4 SCENE)
「ケルトの地表」鈴木敦詞 写真展(2001.3〜4 橋本工務点)
「ユタカーノの世界」(2000.12 CREATION ZAG)
「アジアン・アンティーク家具 東洋空間の陶酔」(2000.8 CREATION ZAG)


コミュニケーション企画

 WOOD ART「樹名板をつくろう」ワークショップ クオリティライフ21市民の会
 (2009.10 志賀公園)
「Art Contact」平成11年度ファン・デ・名古屋美術展内 Additional Program
 Exhibition FIVE STORIES「5つの物語」(2000.1 スペースX)

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実際にデザインさせていただいた物件のお写真をご用意しております。

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